中国の「ゼロコロナ政策」は持続不能、人権配慮を=WHO
[ロンドン 10日 ロイター] – 世界保健機関(WHO)のテドロス事務局長は10日、中国が新型コロナウイルス感染抑制に向け実施している厳しい封じ込め措置は、ウイルスの特性を踏まえると持続不可能だとの見解を示した。
WHOが特定の国の感染対策に対し公に言及することはまれ。同事務局長は、中国の専門家と議論してきたことを明らかにした上で「この方法は持続不可能であると指摘した。方針転換が重要だ」と述べた。
またWHOの緊急事態対応を統括するマイク・ライアン氏も「ゼロコロナ政策」が人権に及ぼす影響も配慮する必要があると述べた。
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