スリランカ、危機的なガソリン不足 対中債務が財政圧迫
経済危機が深刻化するスリランカのウィクラマシンハ新首相は16日、国内のガソリンは底をつき、国の財政は「極めて不安定」な状況にあると述べた。国民に対して長時間停電や生活必需品不足などに備え「犠牲を払う覚悟が必要」と訴えた。
ウィクラマシンハ氏はテレビ演説で「今後数カ月は人生の中で最も困難な時期になる」と警告。生活必需品を輸入するのに外貨7500万ドルを緊急に必要としているほか、医薬品や手術器具などが深刻に不足していると説明した。
また40日以上、輸送船3隻がスリランカの海域に停泊しており、輸送代金を工面できていない状態だとした。
関連記事
インド南部のシヴァリンガ地区で11月30日、2台のバスが衝突する事故が発生し、少なくとも11人が死亡、60人が負傷した
東南アジア各国が豪雨による深刻な洪水と土砂崩れに見舞われ、死者は600人を超えた。インドネシアやタイなどで被害が拡大しており、各国が救助と復旧に追われている
マレーシア政府は、2026年から16歳未満の未成年によるソーシャルメディアのアカウント登録と使用を禁止する方針を発表した
20日、「中国共産党のスパイ」疑惑が持たれているフィリピン北部バンバン市のアリス・グオ前市長は、人身売買に関与した罪で終身刑を言い渡された
ミャンマー軍は最近、悪名高いKK詐欺園区を「掃討した」と発表し、爆薬を使って園区の建物を爆破したと主張。しかし「大紀元時報」の取材によると、複数の生存者や救助関係者は「それは外部向けの見せかけにすぎない」と証言している。