イラク石油省、中国企業の油田権益取得を差し止め=報道
ロイター通信17日付によると、イラク石油省は昨年、中国企業の同国の油田権益取得に相次いで介入した。同国政府は、油田開発などの主導権が中国の手に入ることに懸念を示している。
報道はイラク石油省の高官や石油業界関係者の話を引用し、2021年初め以来、ロシア石油大手ルクオイル(Lukoil)と米国同業のエクソンモービル(Exxon Mobil)がイラクにおける主要な油田権益を中国国営石油会社に売却する計画は、石油省の介入によって差し止められた。
また、英石油大手BPも昨年、油田権益の売却先として中国国営石油会社を検討していたが、イラク政府の高官から説得され、売却を一時保留したという。
関連記事
独紙ハンデルスブラット27日付は、同国政府関係者の話として、ドイツ政府は公共安全への懸念から、中国の医療機器メ […]
米国証券取引委員会(SEC)は4日、ネット通販大手の京東集団(JDドットコム)や拼多多(ピンドゥオドゥオ)を含 […]
メタバース技術とその応用はまだ初期段階にあるが、中国はすでに国家安全保障への影響、戦争への応用について研究を始 […]