中国北京市、バーの集団感染者287人に 当局が詳細調査
[北京 14日 ロイター] – 中国の首都北京市は、市内の24時間営業のバーで発生した新型コロナウイルスのクラスター(集団感染)への調査を開始した。クラスター発生で北京は緩和したばかりの行動制限を再導入し集団検査を実施している。
国営メディアによると、孫春蘭副首相がクラスターが起きた朝暘区のバーを訪れ感染防止策の強化が必要と指摘した。
北京市衛生当局の高官は14日の会見で、クラスターに関連した感染者が287人になったと明らかにした。
市当局によると、最初の感染者は5月26日から6月8日までの間、数多くのレストランやバーなどに行ったがコロナ感染検査は受けていなかった。問題のバーを訪れた2日後の8日夕に発熱があったが9日に再びそのバーに行った。9日にバーの常連客数人の感染が判明した。
当局は、クラスターの感染者が市内16区中14区に在住または勤務していると説明している。
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