張世衡氏は「疲労には、睡眠不足が伴っている」と主張しています。( ペイレスイメージズ1(モデル)/ PIXTA)

いくら寝てもズーンと残る疲労感 慢性疲労症候群に対抗する5つの方法(3)

疲労を軽減するには、質の良い睡眠が必要です。慢性疲労の臨床治療は、まず睡眠を改善することから始まります。張世衡氏は「疲労には、睡眠不足が伴っている」と主張しています。

寝つきが悪く、いびきをかきやすい人は、睡眠時無呼吸症候群の検査が必要です。この状態では酸素が不足し、睡眠の質が低下するため、日中に疲れや眠気を感じるようになります。

張世衡氏は、慢性疲労の人は、午後10時半から11時の間に就寝し、規則正しい就寝時間を確保するのが良いと言います。また睡眠環境に関しては、風通しを良くし、部屋を暗くして、照明はつけないと良いそうです。さらに、光を浴びながら寝ると2型糖尿病になりやすいと語っています。

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