6月27日、ヨルダンのアカバ港で、貯蔵タンクから塩素ガスが漏れる事故があり、当局者や国営メディアによると少なくとも12人が死亡、251人が負傷した。写真は現場近くの病院で撮影(2022年 ロイター/Abraham Farajian)

ヨルダンの港で塩素ガス漏れ事故、12人死亡・251人負傷

[27日 ロイター] – ヨルダンのアカバ港で27日、貯蔵タンクから塩素ガスが漏れる事故があり、当局者や国営メディアによると少なくとも12人が死亡、251人が負傷した。

アフリカのジブチに輸出される25トンの塩素ガスが入ったタンクが運搬中に落下。国営テレビのツイッターに投稿された動画では、船の甲板に激突した後、黄色いガスが舞い上がり、人々が逃げ惑う様子がうかがえる。

当局者によると、アカバ港の穀物貯蔵施設は事故による影響を確認するために作業を停止したが、海上交通は継続されているという。

事件発生時に穀物を荷揚げしている船舶はなかった。

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