中国、電力消費が過去最高を記録 熱波続きエアコン使用増加
[北京 28日 ロイター] – 中国の複数の地域で週末、電力消費量が過去最高を記録した。熱波が続き、エアコンの使用が増加したことが背景にある。
全国の電力網のデータによると、山東省、河南省、陝西省、新疆ウイグル自治区の電力負荷は24日から26日にかけて急増し、史上最高を記録したと、国営テレビが28日に伝えた。
北部と中部の電力網は、気温が40度を超え始めた先週から、電力消費量が既に過去最高に達している。
今月に入って、河北、山東、河南、陝西、甘粛、寧夏、新疆の7省の電力網と、中国北西部の電力網が過去最高の消費量を記録している。
東部の山東省の電力負荷は9758万キロワットに達し、今夏4度目の記録更新となった。
関連記事
ファーウェイが世界初の「三つ折りスマホ」 が先月下旬に発売し注目浴びるも、開始直後からトラブルが相次いでいる。サムスンのパクリ疑惑や購入後1か月で液漏れなど…
中国事業の不振により、複数の日系スキンケア大手企業が業績の悪化に直面している。
中国共産党(中共)当局は、常に国民の消費を促進し、時には強制的な措置を講じてきたが、中国の消費は依然として低迷している。最近、中共の前国務院官員である劉世錦氏が、消費不足は構造的な問題であると指摘した
中国で金需要が急増中。経済の不透明感や不動産危機、西側諸国の貿易関係見直しの中、金地金や金貨が安全資産として注目されている。金価格が上昇する中で、中国人が金を購入し続ける背景には、多くのリスクに対する避難としての役割がある。
トランプ氏の勝利を受けて外国のファンドマネージャーたちは中国のETFから急速に資金を引き揚げ、市場の忍耐が失われつつあることを示しています。関税の可能性や、中国政府の不十分な刺激策により、投資家はアメリカの市場に楽観的で、リスク資産への関心が抑制されています。