感染拡大の長江デルタで「ゼロコロナ」再実施か サプライチェーンへの影響懸念
今月に入ってから中国の安徽省など10の省・市で中共ウイルス(新型コロナウイルス)の感染者が増加傾向となった。海外メディアは、中国政府が製造業の集中する長江デルタ地域で再び「ゼロコロナ」政策を実施するのではないかと不安視している。
中国政府の公表によると、安徽省泗県では過去8日間の累計新規感染者が858人となった。安徽省各県や隣省の12都市で感染者が急増したのを受け、人口100万人未満の泗県は6月29日から住民の外出・移動を規制し始めた。
安徽省宿州市も今月4日、事実上の封鎖措置を始めた。また市政府は4~6日までに、全市民を対象にPCR検査を3回行うと決めた。
関連記事
国際法専門のダン・ハリス弁護士によれば、中国共産党政権が展開する「一切の例外を認めない」ゼロコロナ政策が、外国 […]
中国政府の厳しい「ゼロコロナ」政策により、中国では「海外へ脱出する」「海外移住」「逃げる」を意味する「潤学」現 […]
北京市では27日に「北京市代表大会」が開かれましたが、そこで北京市トップの蔡奇書記は活動報告を行う際に、「未来 […]