パキスタン・バロチスタン州グワダルにあるグワダル港と魚港(GettyImages)

中国主導「トロール漁マフィア」が跋扈する…パキスタンの漁師、収入枯渇

現地の漁業者によると、パキスタン南部沖で中国主導の「トロール漁マフィア」が漁業を壊滅させ、海底を破壊し、海の恵みに頼る合法的に操業する漁業者とその家族の生活を破綻させている。

さらに、中国の国営企業がグワダル港を漁業者に対して閉鎖するなどの「セキュリティ」対策を実施し、地元経済への悪影響が深刻化している。

伝えられるところでは、大型船舶と、多くは中国人で一部に付近の州出身者も含まれる乗組員たちは、通常夜間に違法操業している。70~80%の人々が小型ボートでの合法的な漁業に収入を依存する港町グワダルでは壊滅的な影響が出ているにもかかわらず、中国当局者からの強制的な圧力を受けて、パキスタン当局は不法漁業をしばしば黙認していると批判が上がっている。

▶ 続きを読む
関連記事
インドの首都で選挙人名簿改訂をめぐる抗議活動が続いている。野党は改訂が与党に有利だと批判し、最高裁へのデモ行進を計画。10月12日には安全上の理由から地下鉄6駅が閉鎖され、市内の道路でも交通規制が実施
フィリピン軍は、中共が9月に南シナ海の重要な敏感海域に派遣した軍艦と海警船の数が、ほぼ倍増したと明らかにした。先週末には、中共のJ-16戦闘機がフィリピンの哨戒機に危険な接近を行い、フィリピン側の抗議を招いた
中国の俳優・王星が昨年だまされてミャンマー東部ミャワディに連れ去られた事件で、新たな捜査資料が明らかになった。王星は4日間で3回転売され、人身売買組織は学歴やタイピング速度などを基準に被害者を値踏みし、最大20万元で売買していた
イタリアからインドネシアへの空母譲渡を機に激変する東南アジアの安全保障を解説。中国の海洋進出に対抗するドローン空母構想や南シナ海・太平洋を巡る米中綱引きの最前線に迫ります
9月18日、中国とフィリピンが南シナ海で再び衝突した。南沙諸島のサビナ礁付近の海域で、中国海警局の船1隻がフィリピンの補給船に衝突。その後、双方が互いを非難した。