台湾国防部(国防省)は4日、ウェブサイトがサイバー攻撃を受け、一時的にオフラインになったと発表した。写真は、2020年9月10日の段階で、中国の軍事演習について説明する台湾国防部の幹部。(2022年 ロイター/Ben Blanchard)

台湾国防部ウェブサイトにサイバー攻撃、中国との緊張下

[台北 4日 ロイター] – 台湾国防部(国防省)は4日、ウェブサイトがサイバー攻撃を受け、一時的にオフラインになったと発表した。中国との緊張が高まる中、サイバーセキュリティーを強化するため他の当局と緊密に連携していると述べた。

総統府のウェブサイトなども今週、海外からのサイバー攻撃の標的となった。

▶ 続きを読む
関連記事
米上院は「台湾保証実施法案」を可決し、国務省へ米台間の交流制限撤廃の検討を要請。米台関係の深化を鮮明にした
イギリス防相は2025年7月、台湾有事の際にイギリスが同盟国とともに戦う準備があると表明。イギリス空母も合同演習へ参加し連携を強化する姿勢を示した。
アメリカは台湾防衛を最優先とし、中国の武力行使を強く警告。軍事・経済両面で抑止力を強化し、台湾海峡の緊張が続いている。
中共軍で台湾問題を管轄する「東部戦区」は1日、台湾周辺で陸海空軍とロケット軍による合同軍事演習を同日から開始すると発表したことについて、台湾国防部は、中国共産党政権について「国際社会最大のトラブルメーカーだ」と非難した。
27日、台湾有事などの緊急事態を想定し、沖縄県の先島諸島から住民約12万人を避難させる計画を初めて公表した。