8月9日、シャーマン米国務副長官(写真)は、太平洋諸国歴訪の締めくくりにニュージーランドで記者会見した。写真は6月ソウルでの代表撮影(2022年/ロイター)

米国の太平洋地域関与が重要、投資倍増へ=国務副長官

[ウェリントン 9日 ロイター] – シャーマン米国務副長官は9日、太平洋諸国歴訪の締めくくりにニュージーランドで記者会見した。米国が太平洋地域に関与することの重要性を強調し、同地域への投資を倍増させていると述べた。

米国はあらゆる手段を用いてこの地域に関与し、誰もが平和と安全の中で繁栄できるように、ルールに基づく国際秩序を推進していくと表明した。

シャーマン氏は5日間でサモア、トンガ、オーストラリア、ソロモン諸島の首脳と会談し、ガダルカナルの戦いから80周年を記念する式典に出席した。

ニュージーランドではアーダーン首相と会談し、自由で開かれたインド太平洋を通じた経済的繁栄の促進など、太平洋地域における米国とニュージーランドの取り組みについて協議した。また両国は宇宙や緊急事態管理協力に関連する協定にも署名した。

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