今年初めより22の不動産企業がここ半年間で2.8万人を削減、昨年はトップ50の不動産企業が16万人をリストラしていた。その結果、合計は20万人近くに達している。写真は恒大集団の物件(Qilai Shen/Bloomberg via Getty Images)

中国上場企業4千社超、中間決算発表 軒並み大幅減益

中国金融情報会社「Wind」によると、このほど中国国内上場企業4373社が中間決算を公表した。

うち2271社は、親会社株主に帰属する当期純利益が前年同期比で減少したと報告。500社あまりは当期純利益の下落幅が100%となったとした。当期純利益が同10000%減となった企業もあるという。

高速鉄道運営会社の京滬高速鉄道は8月30日、利用客の減少などで1~6月期の売上高は前年同期比約48%減の79億2800万元(約1609億円)と報告した。親会社株主に帰属する当期純利益はマイナス10億2800万元(約209億円)となった。

▶ 続きを読む
関連記事
中国の独立系シンクタンクはこのほど、経済のさらなる減速を懸念して政府に対し、感染拡大を封じ込めるための「ゼロコ […]
売上高で中国最大の不動産開発企業、碧桂園HD(カントリー・ガーデン・ホールディングス)は1~6月の利益が96% […]
中国国家統計局8月31日の発表によると、8月の製造業購買担当者景気指数(PMI)は49.4で、景況改善・悪化の […]