国際原子力機関(IAEA)は19日、ロシアが占拠しているウクライナ南部のザポロジエ原子力発電所を巡り、近隣の火力発電所から送電するための予備送電線が18日に切断されたと発表した。9月1日撮影(2022年 ロイター/Alexander Ermochenko/File Photo)

ザポロジエ原発、予備送電線が切断 状況は一進一退=IAEA

[19日 ロイター] – 国際原子力機関(IAEA)は19日、ロシアが占拠しているウクライナ南部のザポロジエ原子力発電所を巡り、近隣の火力発電所から送電するための予備送電線が18日に切断されたと発表した。ただ、先週復旧した主要送電線1本との接続は維持されているという。

IAEAのグロッシ事務局長は声明で「先週、電力供給に関していくつかの改善が見られたが、今日は新たな後退があったとの知らせを受けた」と述べた。

IAEAは17日、同原発の損傷した主要送電線4本のうち1本が復旧し、原発に再び電力が供給されていると発表していた。

関連記事
アメリカのキャンパス、テスラの工場、そして今月スウェーデンで開催されたユーロビジョン・ソング・コンテストの会場において、混乱を招き、あからさまに破壊的ですらある凶悪犯たちに共通するものは何だろうか?彼らは皆、何らかの形で資本主義を破壊したいのだ。
15日 ロイター] - 中欧スロバキアのフィツォ首相(59)が15日、中部ハンドロバで銃撃され、重傷を負った。一時は深刻な容体とされたが、政府高官によると、搬送先の病院で治療を受けて生命の危機は脱した。
8940億ドルの2025会計年度国防予算を議会が今後数週間で審議する予定だ。ロバート・ピーターズ氏は、ロシアの戦術核兵器の優位性は「最も緊急の注意を要する」と述べた。
ロシアが最近行った戦術核兵器使用の威嚇を一見すると軽視されがちだが、「ウクライナ国外」の英軍施設への攻撃という状況は、あからさまな警戒とまではいかないまでも、注目を集めるものだ。
ウクライナ保安庁(SBU)は7日、ゼレンスキー大統領と複数の高官を対象としたロシアの暗殺計画に関与したとして、国家反逆などの容疑でウクライナ国家警備局の大佐2人を拘束したと発表した。