バチカン、香港事務所を北京へ移転計画=報道
イタリアメディアによると、バチカン(ローマ教皇庁)は香港にある事務所を北京に移転すると計画している。バチカンは今まで中華民国(台湾)を中国を代表する唯一の国家と認定しているため、バチカンと台湾の外交関係にどう影響を与えるかが注目されている。
地元紙イル・メッサジェッロ(Il Messaggero)の報道では、バチカンの国務長官であるピエトロ・パロリン枢機卿が同紙の取材に対し、数年前から香港事務所を北京に移転することを計画していたと明言した。現在、中国政府の返答を待っているところだという。
バチカンは視察団(Study Mission)の名目で香港に非公式の代表事務所を構える。
関連記事
カトリック教会の幹部を含む4人がこのほど香港警察に拘束された問題で、ホワイトハウスと米国務省は当局を非難し、バ […]
米ボイス・オブ・アメリカ(VOA)14日付によると、キリスト教カトリックの総本山バチカン(ローマ教皇庁)の国務 […]