備えなくして友好なし 中国との付き合い方 田母神俊雄元航空幕僚長インタビュー 1
国交正常化50周年の節目の今年、日本と中国の間では安全保障面で緊張状態が続く。元航空幕僚長で保守系評論家の田母神俊雄氏は大紀元のインタビューで、価値ある外交関係には抑止力ある軍事力の土台が必要だと語った。
ーー日中国交正常化50年、今後の日中関係はどうあるべきとお考えか。
中国は軍事力を行使して日本を圧迫している。周辺国を威圧している。戦っても無駄だと思わせるほどの軍事力強化を図っている。こうした中で、もし日本が中国と一戦交えるようなことがあっても勝てるような体制をとらなければならない。つまり自衛隊の軍事力強化だ。日本が戦える体制をとって、日本の政治指導者が戦っても国を守るという意思を示していくなかで、友好を追求すべきだと考える。
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