孔子学院の次は職業訓練校…一帯一路に合わせ、19か国で開設

米欧などで中国政府の「スパイ機関」との警戒が高まり、相次ぎ閉鎖されている孔子学院。中国政府はその代替として職業訓練校「魯班(ロバン)工房」の設置を進めている。孔子学院は言語、文化教育を掲げたが、魯班工房は中国政府主導の広域経済圏構想「一帯一路」推進のため、主に途上国の技術指導と発展を名目に拡大させている。

中国メディアによれば、魯班工房は天津市政府が国際的な職業訓練プロジェクトとして16年に初めてタイで設立。以来、世界19か国の大学等教育機関に25か所開設された。工房の名前は、周時代(紀元前507〜444年)にその名を轟かせた伝説的技師に由来する。

中国方式の技術を国際的に拡げ、政策に資する人材の育成が目的であると中国政府は説明している。教育部(省)は魯班工房について「中国企業のための専門的・技術的人材を育成することを目的とした訓練プログラム」としている。中国教育報は昨年8月、「中国の技術に精通し、中国製品を理解する技術力ある人材を育成することに力を入れている」と報じた。

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