11月19日、スナク英首相が、初めてウクライナの首都キーウを訪れ、同国への支援継続を明言するとともに、新たな防空システムの提供を表明した。写真はキーウでウクライナのゼレンスキー大統領(右)と握手するスナク氏。ウクライナ大統領府提供(2022年 ロイター)

英首相がキーウを初訪問、首脳会談で支援継続・拡充表明

[キーウ(キエフ) 19日 ロイター] – スナク英首相が19日、初めてウクライナの首都キーウを訪れ、同国への支援継続を明言するとともに、新たな防空システムの提供を表明した。

スナク氏はツイッターで「英国は自由のための戦いとはどういうことかを知っている。われわれはずっとあなた方と共にいる」と投稿した。

また声明で、英国が新たに対空砲や対ドローン(無人機)用のレーダー装置を含む技術として総額5000万ポンド(6000万ドル)の拠出、およびウクライナ軍への訓練拡充を表明した。

スナク氏は「ウクライナ軍が地上戦でロシア軍の押し戻しに成功している一方、市民は残虐な空爆を受けている。われわれは対空砲やレーダー、ドローン対策機器などの防空システムの提供と、厳冬に向けて人道支援の拡充を表明する」とした。

ウクライナのゼレンスキー大統領はこの日、キーウで行ったスナク氏との会談風景の動画を投稿。英国からの支援継続を歓迎し、「貴国のような友人を味方に得て、勝利を確信している。両国とも自由のために戦うとはどういうことかを理解している」とツイッターに投稿した。

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