重量挙げアジア大会で反政府デモのテーマソング『香港に栄光あれ』が流れたことに「タイムアウト(T)」のジェスチャーをする香港選手 (Screenshot of Youtube Video)

国際大会で「選曲ミス」再び…香港民主化訴える歌を中国国歌として放送

2日、ドバイで行われた重量挙げアジア大会の表彰式で、中国国歌を放送すべきところ、「選曲ミス」により香港民主化を訴えるテーマソング『香港に栄光あれ』が流れるハプニングが起こった。

重量挙げの「アジアクラシック・パワーリフティング選手権」では、香港代表選手が金メダルを獲得した。表彰の際に中国国歌の代わりに『香港に栄光あれ』が放送されると、選手は「T」のハンドサインを送り、間違いに気づいた主催者側は放送を中断した。香港当局は抗議声明を発表した。

同様の出来事は先月韓国で行われたラグビーの国際大会でも発生している。香港当局はハプニングを受け、「正しくない曲が流れた場合、(選手が)『T』のハンドサインを示して異議を表明すべき」とのガイドラインを策定していた。

香港当局は香港スポーツ連盟とオリンピック委員会に対し、調査を行い報告書を提出するよう要請している。

『香港に栄光あれ』は2019年、香港で逃亡犯条例改正案を巡る抗議活動が発生したことをきっかけに香港人音楽家によって作曲された。公正な選挙や民主化を求める市民の思いを代弁する曲として瞬く間に人気を博し、香港を象徴する歌として認識されている。

なお、韓国の国際ラグビー大会でのハプニングは調査の結果、担当者が中国の国歌を検索した際、最上位に表示された楽曲を放送したことによる選曲ミスが原因とされている。

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