2022年12月8日、ワシントンの国務省で行われた記者会見で発言するアントニー・ブリンケン国務長官 (Drew Angerer/Getty Images)

米、元中国警察副所長に制裁措置 法輪功迫害に関与で

米国務省は9日、中国伝統気功・法輪功の学習者に対する迫害に関与したとして、中国高官とその親族に制裁を科したと発表した。バイデン政権下で法輪功迫害に関与したとして制裁を受けた中国高官はこれで2人目。ブリンケン国務長官は「すべての人が差別なく自由に行使できるべき権利」を侵害したと非難した。

制裁対象となったのは、中国南西部・重慶地区刑務所で副所長と務めていた唐勇氏とその親族。第7031条に基づき今後、米国への入国が禁じられる。国務省は、唐氏が「法輪功学習者への恣意的な拘束という重大な人権侵害を行なった。これは深刻な信教の自由の侵害にも相当する」と指摘した。

国務省が世界人権デーに先立ち発表した制裁対象リストには、唐氏のほかチベット人への人権侵害に関わる中国高官や、北朝鮮国境警備総局、イランの法執行部隊司令官、ロシアの選挙管理委員会ら40あまりの個人と団体が含まれる。

▶ 続きを読む
関連記事
オーストラリア首相への爆破予告という暴挙を通じ、神韻公演を妨害する中国共産党の狂気を暴く。五千年の伝統文化を復興し世界で支持される神韻と、それを恐れ弾圧を強める中共。善と悪の対比を鋭く描く必読の論評
米国下院で可決された「法輪功保護法案」を巡り、中国共産党による臓器収奪の惨状と、米上院の迅速な審議を訴える。沈黙が暴挙を助長する現状を打破し、人道に対する罪を止めるための不退転の決意を説く一編
新著『オンデマンドの処刑』を通じ、中国共産党による臓器収奪の戦慄の実態を暴く。法輪功やウイグル人を標的とした国家規模の巨大産業、指導層の長寿計画「981工程」に迫る衝撃のインタビュー
中国人権弁護士の游飛翥氏は、法輪功への迫害は共産党による不当な言いがかりであると断じ、天安門広場での焼身自殺事件の捏造や「国家」と「党」の混同を批判。法輪功学習者への敬意と修煉の正当性を強く訴えた
25年前の2001年1月23日、天安門広場で法輪功学習者を名乗る5人が、前代未聞の「焼身自殺」事件を起こしたと報じられた。しかし数々の証拠や分析によって、この事件は中共当局が綿密に仕組んだ政治的な偽装事件であると明らかになった。