火葬待ちに5日、発熱外来は一時中止 医療崩壊の懸念も=北京
感染を徹底的に封じ込める「ゼロコロナ」政策から急遽、日米欧が取り入れる「ウィズコロナ」政策へと転換した中国では、感染急拡大に伴う医療崩壊の懸念が浮かび上がる。死者数も増加し、火葬には数日間待機しなければならないとの情報もある。
北京市の衛生当局幹部は12日、「北京市内の発熱外来患者数は1週間で16倍に、救急車の要請件数も通常時の6倍に増えた」と明らかにした。
封鎖措置緩和以降も、北京の街には活気が戻らない。13日、朝のラッシュ時間帯の地下鉄駅構内を捉えたという動画がSNSに投稿された。閑散としており、撮影者を入れても3人しかみかけない。
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