12月16日、政府は、岸田文雄首相が大幅に増やすとしてきた防衛費について、2023年度から5年間の総額を43兆円程度とすることを閣議決定した。写真は都内で2月撮影(2022年 ロイター/Kim Kyung-Hoon)

防衛費5年間で43兆円、現行計画の1.6倍 戦闘継続能力を強化

[東京 16日 ロイター] – 政府は16日、岸田文雄首相が大幅に増やすとしてきた防衛費について、2023年度から5年間の総額を43兆円程度とすることを閣議決定した。過去最大の増額で、現行5年間の計画から1.6倍に積み増す。中国が軍事力を急速に拡大する中、実戦を想定して弾薬などを確保するほか、敵の基地を攻撃する反撃能力の装備を整備、南西諸島への部隊展開能力を強化する[。

43兆円は人件費や隊員の食糧費も含んだ5年間の歳出総額。年間では最終年度の27年度に8兆9000億円程度になると想定しており、22年度当初予算5兆4000億円から1.6倍超に膨らむ。

一方、同期間に計画する装備取得と施設整備にかかる総計は43兆5000億円と現計画の2.5倍を見込む。このうち27兆円が5年以内の支出分で、残りの16兆5000億円は分割後払いとして28年度以降に繰り越す。

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