米オクラホマ大学、TikTok使用禁じる アカウントも削除 データセキュリティリスクで
米オクラホマ大学は20日、職員と学生が大学のデバイスとネットワーク上で動画投稿アプリ「TikTok(ティックトック)」を使用することを禁止すると発表した。同州のTikTok規制に基づく措置で、国家安全保障上のリスクを理由に挙げた。
大学が学生および職員に宛てた通知の中で「有線および無線ネットワークを含む、大学が所有または管理するデバイスでTikTokアプリやウェブサイトにアクセスすることを直ちに禁じる」と述べた。今後、キャンパスネットワークからアクセスは遮断する。大学公認のTikTokアカウントは削除し、他のSNSに切り替えるという。
同州のスティット知事は8日、州行政府機関が同アプリを使用することを禁止する行政命令に署名した。同措置に基づき、州と契約している人物や団体、請負業者は、州調達デバイスでのアプリ使用を禁じられる。知事は「中国共産党が米政府の情報にアクセスすることに反対する」とツイートした。
関連記事
未成年を脅迫し深刻な搾取を行う「764」ネットワークがアメリカで急拡大している。FBIと司法省は解体に向けて捜査を強化。被害実態や背景、家庭で求められる防衛策をまとめた
次期米大統領選の鍵を握るZ世代。彼らは傍観者ではなく、困難な経験から育まれた切迫感と多様な意見で政治を動かし始めている。既存政党は彼らの「言葉」を理解し、対応できるのかを問う
2021年1月6日のアメリカ議事堂襲撃事件前夜、コロンビア特区でパイプ爆弾を設置したとされる男が約5年ぶりに逮捕された
ファイザー社の開発中のmRNAインフルエンザワクチンに、FDA長官は「効かない製品は承認しない」と明言。論文から不利なデータが除外されていたとして、学術的な誠実性の欠如も批判されている
デル・テクノロジーズのマイケル&スーザン・デル夫妻が、トランプ政権の「インベスト・アメリカ」構想に62.5億ドルを寄付。2500万人の子供に初期預金250ドルを提供