「津波のように全土を襲うウイルス」生死を分けるカギは何か【現代中国キーワード】
【疫情海嘯】
「海嘯(ハイシャオ)」は日本語の「津波」を意味する。まさに巨大津波が押し寄せるように、最大規模のパンデミックが中国全土を襲っている。
欧州疾病対策センター(ECDC)によると、中国で現在感染者が増えているオミクロン変異株は、欧州ではすでに流行したものであり、欧州人口の大半に集団免疫があるという。
では中国の場合「ゼロコロナ政策によって抑制されていたため、集団免疫がないところへ突然の流行が襲ったことが今回の感染拡大の主要因」と言えるのだろうか。
中国の現状は、もはや中共が「やはりゼロコロナ政策は正しかった」などと未練がましく世論操作する余地は全くない。中共の高層幹部にも感染による死者が続出している。「戦狼外交」の顔であった趙立堅さんも、12月12日以来見ていないが、どうやら奥さんともども感染したらしい。
不幸にして病を得てしまった人を揶揄すべきではない。ただ、繰り返し伝えているように、このウイルスには「目」があって、中国共産党に近い人間をスナイパーのように狙い撃ちしているのだ。中国外交部においては、すでに50人以上が死亡したという。
一方、必ずしも党員でない市民も犠牲になっているのはなぜか。
不幸にして今の中国に生まれると、子供の頃から中共の下部組織である少年先鋒隊に入れられる。ゆえに悪魔と結んでしまった鎖を今すぐ断ち切り、中共から離脱することが、生き残るための最後の手段なのだ。もう時間はない。
関連記事
台湾出身の画家・呉炫三氏は、神韻を「希望に満ちた輝かしい人生を見せてくれる」と絶賛。芸術と前向きなエネルギーが希望と喜びを与え、2025年の世界ツアーで多くの感動を届けます。
12月20日、米国務省の外交団がシリアに到着した。バッシャール・アサド政権崩壊後、ワシントン高官がダマスカスを公式訪問するのは初めてとなる。
神韻芸術団2025年日本公演間近、全国42公演予定。伝統文化復興を目指す公演に観客の支持と絶賛の声が相次ぎ、チケットも記録的な売上を上げている。
通学中の学生を狙った社会報復事件が絶えない中国、学校前は厳重警備。
40年以上経った今でも活躍するF-16戦闘機は世界最高の多用途戦闘機の1つとして評価される。将来的には、ステルス機との対戦が課題となるがF-35やF-22戦闘機にはないF-16ならでは能力を持っている。