中国大使の「日本侵略」発言…在豪日本人、歴史利用は中国の「常套句」
中国の肖千・駐豪大使は、第二次世界大戦中の日本の行動を取り上げて、豪州に「日本に気をつけろ」と述べた。発言は、中国の拡張主義に対抗して関係強化を図る日豪関係に楔を打ち込むことを狙ったものとみられる。
肖氏は10日、在キャンベラ中国大使館で開かれた新年の記者会見で、第二次世界大戦中の日本軍によるダーウィン攻撃や、豪州人捕虜への対処を取り上げ、「日本は過ちを受け入れていない」「また同じ歴史を繰り返すかもしれない」と批判した。
外務省によれば日本は謝罪を行っている。終戦後の1957年、岸信介首相(当時)は豪州を訪問し、戦時中の行いに対する反省と犠牲者への哀悼の意を示した。安倍晋三首相が2015年に発表した戦後70年談話でも、「植民地支配から永遠の決別」「大戦への深い悔悟」をしたためた。
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