世界のCEO、7割が景気鈍化見込む 金融危機以降で最も悲観的
[ダボス(スイス) 16日 ロイター] – 16日に開幕した世界経済フォーラム(WEF)年次総会(ダボス会議)に合わせて公表されたエコノミストや企業トップを対象にした調査で、世界経済の先行きに悲観的な見方が強まっていることが示された。
国際通貨基金(IMF)や投資銀行、多国籍企業などのエコノミストを対象に実施したWEFの調査によると、回答者の3分の2が2023年に世界的な景気後退(リセッション)に陥る可能性を想定していることが分かった。世界的な景気後退の公算が「極めて大きい」という回答は約18%で、22年9月に実施された前回調査の2倍超となった。
WEFのマネジングディレクター、サーディア・ザヒディ氏は「現在の高インフレや低成長、高債務、分断化が進む環境は、成長回復や世界で最も脆弱な人々の生活水準引き上げに必要な投資のインセンティブを低下させている」と指摘した。
関連記事
米国と欧州連合(EU)が中国に関税を課すなか、中国政府は新たな輸出市場を模索することになる
トランプ米大統領がイランとの新合意条件を提示。ホルムズ海峡の即時開放や隠された濃縮ウランの捜し出しを要求し、まもなく最終決定を下すと表明した。一方、イラン側は軍事力を背景に強硬姿勢を崩していない
カナダで神韻公演への爆破予告や公的劇場への契約拒否など、中国共産党の不当な介入が相次いだ。法輪大法協会は「内政干渉を禁じたウィーン条約違反」と訴え、表現の自由と国家主権を守る徹底調査をカナダ政府に求めた
EUが対中貿易の見直しへ。中国製品の大量流入と貿易赤字の拡大を受け、欧州委員会は「持続不可能」との認識を示し、産業保護策の強化を検討している
英国や欧州各国の電子パスポートに使われる中核部品を供給する仏企業が、米国の輸出規制対象となった中国資本と関係していることが分かった。英政界や専門家の間では、偽造リスクや供給網の安全性を懸念する声が出ている