岸田首相、荒井秘書官を更迭 LGBTなどめぐる発言で
[東京 4日 ロイター] – 岸田文雄首相は4日、経済産業省出身の荒井勝喜首相秘書官が3日夜、性的少数者(LGBT)や同性婚に関し差別的な発言を行ったことを受け「大変深刻に受け止めており、総理秘書官としての職を解くという判断をした」と述べ、更迭したことを明らかにした。
訪問先の福井県内で記者団に述べた。
本人からも辞意があったという。後任の秘書官には、4日付で経済産業省大臣官房秘書課長の伊藤禎則氏を充てることを決め、手続きを進めていることも明らかにした。
岸田首相は今回の発言について「多様性を尊重し、包括的な社会を実現していく今の内閣の考え方には全くそぐわない。言語道断の発言」と指摘した。自身の任命責任については「私が任命した責任を感じているからこそ、申し上げたような対応をしている」とした。
報道によると、荒井氏はLGBTなど性的少数者や同性婚に関し、「見るのも嫌だ。隣に住んでいたらやっぱり嫌だ」と記者団に語った。発言はオフレコが前提で、その後に陳謝、撤回したという。
関連記事
「孔子学院?新華社?こんなものはもう退屈だろう。中国が本当に世界的なソフトパワー拡大には、モバイルゲームに焦点を当てるべきだ」中国国内メディアは最近、100億米ドル規模に達している中国ゲームの影響力の高まりに自信を見せている。当局は、ゲームコンテンツを通じて中国文化の浸透工作や、親共産主義人物の人気獲得を促進したりしている。
日本料理の「五味五色」が生む健康の秘密。陰陽五行に基づく養生観が、日本人の長寿とバランスの取れた食文化を支えています。
2023年5月25日に掲載した記事を再掲載 若者を中心に検挙者数が急増する「大麻」(マリファナ)。近日、カナダ […]
中国共産党が7月に反スパイ法を改正し、邦人の拘束が相次ぐなか、外務省が発表する渡航危険レベルは「ゼロ」のままだ。外交関係者は邦人の安全をどのように見ているのか。長年中国に携わってきたベテランの元外交官から話を伺った。
日中戦争の勝利は中華民国の歴史的功績であるが、これは連合国の支援を受けた辛勝であった。中華民国は単独で日本に勝利したのではなく、第二次世界大戦における連合国の一員として戦ったのである。このため、ソ連は中国で大きな利益を得、中共を支援して成長させた。これが1949年の中共建国の基礎となった。