欧米各国などによるロシアへの経済制裁により、同国の銀行の収益は圧迫され、多くの金融機関では国際事業が壊滅状態に陥った。ロシアによるウクライナ侵攻開始以来1年。普通のロシア人にとってはどの程度の影響が生じているのだろうか。写真は、サンクトペテルブルクでATMに並ぶ人々。2022年2月撮影(2023年 ロイター/Anton Vaganov)

アングル:制裁下のロシア市民 資産凍結で当惑、外貨無縁の人も

[モスクワ 17日 ロイター] – 欧米各国などによるロシアへの経済制裁により、同国の銀行の収益は圧迫され、多くの金融機関では国際事業が壊滅状態に陥った。ロシアによるウクライナ侵攻開始以来1年。普通のロシア人にとってはどの程度の影響が生じているのだろうか。

ズベルバンクなど最大手のリテール銀行にルーブル建てで預金している大多数の国民は「たいした影響はない」と答える。

ウラル地方の都市エカテリンブルクでタクシー運転手として働くブヤチェスラフ・ファティコビッチさんは「自分にとっては何も変わっていない」と話す。

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