3月7日、米国家安全保障局(NSA)のナカソネ局長(写真)は、中国系動画投稿アプリ「TikTok(ティックトック)」のデータ収集や、広範な影響力を及ぼす活動を促す可能性に懸念を示した。写真はワシントンで2021年10月撮影(2023年 ロイター/Elizabeth Frantz)

米NSA、TikTokに懸念 データ収集や影響力行使の可能性

[ワシントン 7日 ロイター] – 米国家安全保障局(NSA)のナカソネ局長は7日、中国系動画投稿アプリ「TikTok(ティックトック)」のデータ収集や、広範な影響力を及ぼす活動を促す可能性に懸念を示した。上院軍事委員会で証言した。

TikTokが米国の子どもに及ぼす影響について懸念があるか共和党議員から問われたのに対し、「さまざまな理由で懸念がある」と回答。TikTokが保有するデータのほか、アルゴリズムやアルゴリズム所有者のコントロールなどを挙げた。

また、同プラットフォームは広く影響力を及ぼす活動を可能にし得るとし、TikTokが利用者に積極的に影響力を及ぼせるという事実だけでなく、「メッセージを消す」ことができる点や利用者の多さも懸念していると述べた。

▶ 続きを読む
関連記事
米司法省は5日、帰化した40人の米国籍を取り消すと発表した。この中には、中共のために法輪功学習者の情報を収集していた中国系男性、李平(61)が含まれる。李は外国政府の代理人として活動した罪で禁錮4年を言い渡されている。
中国共産党による臓器収奪をめぐり、米上院が制裁を科す法案を全会一致で可決。成立すれば関与者への制裁も。中国における臓器収奪と同法案について知っておくべきこと
米国防総省は、同省の人事関連データを管理するシステムが不正アクセスを受け、存命者約276万人と死者約29万4千人、計約305万人分の個人情報が外部から閲覧された可能性があると明らかにした
米エネルギー省は9月29日、石油市場を安定させるため、交換方式で戦略石油備蓄の原油を最大4千万バレル、エネルギー企業に貸し出すと発表した。
米中間選挙をめぐる外国勢力の干渉を阻止するため、米ヘグセス国防長官がサイバー軍や情報機関に指示。情報収集・サイバー能力を駆使し、選挙インフラへの脅威や外国の影響工作に対処する