英、特定技術分野の入国申請1000人超を拒否 中国出身者が多数=報道
英国が昨年、特定の機密分野での研究を希望した留学や研究分野の外国人申請者のうち、受け入れを拒否した人数は過去最多の1000人以上となった。申請者の国籍の多くは中国だという。英紙ガーディアンが15日に報じた。
ガーディアンが情報公開請求で入手したデータによると、昨年の研究申請者の総数は5万人に及ぶ。そのうち研究者が265人、留学生が839人の計1104人が国家安全保障上の理由から受け入れを拒否された。2020年には128人、2021年には951人と年々増加の一途をたどっている。
英外務省は国籍別の内訳を公表していない。しかし、オックスフォード大学やケンブリッジ大、インペリアル・カレッジ大などの主要大学のデータによると、少なくともこれらの大学では申請を拒否された人の過半数以上が中国人だという。
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