封殺された真実「月2000円で生きる高齢者」 貧困に沈む大国(1)

中国の庶民のなかでも、とくに弱い立場におかれた貧困老人の姿を撮影し、SNSに投稿するインフルエンサー・戸晨風氏。その戸氏の複数のSNSアカウントが突然、中国当局によって封鎖された。米政府系放送局のラジオ・フリー・アジア(RFA)17日付が報じた。

戸氏は、現代中国の社会現象を映像作品にすることで人気上昇中の動画投稿者。これまでにも「100元の購買力チャレンジ」や「時給9元/15元の購買力チャレンジ」など、戸氏が手掛けたショートムービーが広く注目されている。

今月14日、戸氏は四川省成都の市内で、出会った高齢者の買い物に密着取材するため、機材を準備して待機していた。撮影に協力してくれた高齢者には、その買い物の代金を「1日分の年金」としてプレゼントするという企画である。

▶ 続きを読む
関連記事
中国の「情報の壁」を壊し、世界の真相を届けようとした活動家・喬鑫鑫氏が、中国の獄中で拷問を受けていると支援団体が訴えている
中国の著名経済学者・高善文氏が死去。GDP統計に疑問を呈した後、習近平指示で調査対象となったと米紙が報道。発言機会の制限や講演中止が続き、晩年は公の場から遠ざかっていた
中国で袋いっぱいのヘビを野外に放つ動画が拡散した。「成都の公園で放たれた」との情報も広がり、住民に不安が広がっている
洪水対策の裏で何が起きていたのか。中国でダムや治水事業を担うトップ級幹部が半年で10人以上失脚。巨額予算が動く「ダム利権」
「100%生搾り」のはずが、実際は濃縮果汁を水で薄めたものだった