3月15日、台湾が、中国に侵攻された場合に外界と通信できる手段を確保しようと奔走している。台湾・馬祖島の南竿地区で2021年1月撮影(2023年 ロイター/Ann Wang)

アングル:有事に危うい台湾の通信インフラ、整備に高いハードル

[台北 15日 ロイター] – 台湾が、中国に侵攻された場合に外界と通信できる手段を確保しようと奔走している。ロイターが複数の専門家や当局者に取材したところ、重要な海底ケーブルの復旧は平時でさえ迅速に進まないことや、バックアップの通信衛星網も整備されていないという厳しい現実が浮かび上がってきた。

中国は台湾への武力侵攻を一貫して排除せず、近年は軍事的にも政治的にも台湾への圧力を一段と強めつつある。

そこにウクライナの戦争が起き、台湾では安全保障強化の切迫感があらためて強まった。特に、中国によるサイバー攻撃、あるいは世界とのインターネット通信を支える14本の海底ケーブル切断への備えだ。

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