塩分を摂り過ぎると死亡率が20%上昇する!? 血管を弛緩させ血圧を下げる、ある食品とは(1)
塩分の摂り過ぎは、後に高血圧、循環器疾患、糖尿病、ガンなど様々な病気の原因となります。しかし幸いにも、体の負担を軽減してくれる「塩分を排出する食品」があります。
よく「塩分摂取は控えめに」「塩分を摂り過ぎないように」という言葉を聞きますが、実は、食事に塩分を加えることは大切なことなのです。
食塩の主成分は塩化ナトリウムで、それは浸透圧の正常な維持、体内pHの調整、神経伝達、筋肉の収縮・弛緩、心拍リズムの維持などに不可欠な物質です。
そのため、体の機能を維持するためには、毎日適量のナトリウムを摂取することが必要です。現在、成人の1日のナトリウム推奨摂取量は2300mgで、食塩に換算すると約6gとなります。
しかし、人は往々にして塩分を過剰に摂取してしまうものです。その長年の積み重ねにより、死亡のリスクが高まります。米国疾病予防管理センター(CDC)の研究グループは、米国の成人1万2267人を15年間追跡調査し、ナトリウムを過剰に摂取している人は全死因死亡率が20%高いという大規模な研究結果を発表しました。
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