2021年9月30日、アン・ワグナー下院議員 (Sarah Silbiger-Pool/Getty Images)

米下院、台湾保証法を可決 対中国抑止力を強化

米下院は22日、対台湾関係に関するガイドラインの定期的な見直しと評価を国務長官に求める「台湾保証実施法案」を賛成404、反対7の賛成多数で可決した。台湾に寄り添うことで軍事的威圧を強める中国への抑止力を強化する狙いだ。

法案は2020年に成立した台湾保証法の修正案で、少なくとも2年に1回ガイドラインを見直すよう国務省に義務付ける。報告書には米台関係の価値や重要性について記載するほか、米台間で自らに課した制限を解除する機会と計画を明確にすることが求められる。

法案を提出した下院外交委員会のアン・ワグナー副委員長は声明で「米国に代わって世界の超大国になろうとする中国を阻止するためには同盟国やパートナー国、特に台湾に寄り添うことが重要だ」と指摘。法案は「経済関係、防衛関係、そして台湾の民主主義体制に対する政治的支援を強化する」と意義を強調した。

▶ 続きを読む
関連記事
カリフォルニア州ランカスター市長が、同市職員らが中国EV大手BYD関連でFBI捜査を受けたと証言。バス事業や慈善事業を含む不正取引、中共の影響力工作が焦点だという
米空軍の中枢基地からわずか約21キロ。中国企業による工場設置計画に米政府が警戒を強める。米国の対米外国投資委員会(CFIUS)の議長は国家安全保障審査を要求、軍事施設周辺への進出を問題視
情報筋によると、米政府は、外国人留学生が卒業後に米国に残って働くための選択的実務訓練制度(OPT)の資格について、10万ドルの手数料を課すことを検討している。外国人留学生にとって、卒業後に米国に残って働く魅力を大幅に低下させる狙いがある
米フロリダ州が新学期から「共産主義の現実」を学ぶ教育を本格導入。共産主義体制がもたらした飢餓や弾圧、1億人ともされる犠牲者の歴史を学校で教える
公開されたファウチ日記がコロナ起源論争を再燃させている。本人は上院公聴会で100回超にわたり証言を拒否。議会侮辱罪勧告の行方にも注目が集まっている