香港を離れる市民が別れを惜しんでいる(余鋼/大紀元)

香港政府、英国移住者の積立年金 差し押さえか…3550億円相当

2019年の民主化デモ以降、中国や香港当局の抑圧に耐えかねた香港市民が、英国海外市民パスポート(BNO)を申請して英国へ移住した。16万人に及ぶこれらの人々は最近、香港の口座にある積立年金、総額22億ポンド(約3550億円)を香港当局によって差し押さえられた模様だ。

人権擁護団体の香港ウォッチは16日、BNOで英国に移住した市民が自身の香港口座に引き出しを請求しても拒否されていることを明らかにした。香港の制度上、通常はこの年金には海外移住してもアクセスが永久保護される。

2021年1月、中国外務省は一方的に「BNOの身分を認めない」とし、すでに何万人もの香港市民の資金アクセス権を遮断した。この措置の実施にあたり香港の積立年金の運用に関する法律や制度は変更されていない。

▶ 続きを読む
関連記事
中国共産党の「民族団結進歩促進法」施行を前に、台湾の頼清徳総統が越境弾圧への警戒と民主国家の連携強化を訴えた
台湾国防部は6月23日、中国初の電磁カタパルト搭載空母「福建」が台湾海峡を通過したと発表した。中共軍の空母による同海峡通過は4月以来だ。台湾軍は全行程を厳重に監視した
戦狼に対抗するのは「戦猫」だった。台湾の蕭美琴副総統が本紙の独占インタビューで語る対中戦略の真髄。柔軟さと鋭い爪で圧力に向き合う外交の新モデルとは
台湾が対中AIチップ規制を強化へ。米国と足並みをそろえ、中国への先端半導体流出を防ぐ国家安全保障上の対応が本格化している
台湾の頼清徳総統もXに投稿し、中国共産党を念頭に、台湾海峡での一方的な現状変更の試みに反対する姿勢を示したG7首脳に謝意を表明した