4月26日、岸田文雄首相(写真)は参院本会議で、和歌山県内での選挙応援中に首相が襲撃された事件の報告後も「うな丼はしっかり食べた」と発言したとされる谷公一国家公安委員長について、引き続き職務に当たってもらいたいと述べた。写真は3月都内での代表撮影(2023年/ロイター)

谷国家公安委員長、職務継続を=「うな丼」発言で岸田首相

[東京 26日 ロイター] – 岸田文雄首相は26日の参院本会議で、和歌山県内での選挙応援中に首相が襲撃された事件の報告後も「うな丼はしっかり食べた」と発言したとされる谷公一国家公安委員長について、引き続き職務に当たってもらいたいと述べた。宮口治子議員(立憲)による更迭要求を退けた。

岸田首相は「(谷氏は)出張先で事件の報告を受け、必要な指示、情報収集を行いながら用務を継続したものと聞いている」と語った。

松野博一官房長官は同日午前の記者会見で、けさ谷氏と連絡を取りあい、しっかりと職務にまい進するよう、あらためて伝えたことを明らかにした。

国内メディアの報道によると、谷国家公安委員長は25日のパーティーで、首相襲撃事件のあった15日、出張先の高知県で事件の報告後も「うな丼はしっかり食べさせていただきました」などと述べた。

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