香港紙「蘋果日報」(アップル・デイリー)を家宅捜索する香港警察。2021年6月17日撮影(Anthony Kwan/Getty Images)

香港で40年の歴史もつ風刺漫画の連載終わる 「言論・表現の自由」が風前の灯に

香港紙「明報」はこのほど、同紙で約40年の歴史を持つ尊子さん(ペンネーム)が描く風刺漫画の連載を終了すると発表した。米政府系放送局のボイス・オブ・アメリカ(VOA)14日付が伝えた。

尊子さんは、香港国家安全維持法国安法)施行後も、香港政府に批判的な作品を描いてきた。しかし、ついに同氏の漫画が連載打ち切りになるほか、20冊以上ある漫画作品までも、香港の公立図書館から撤去された。

過去半年の間に、尊子さんは香港政府から6回も批判されている。

VOAの取材に応じた尊子さんは「私の漫画が打ち切られたことに驚いてはいない」と述べた。また尊子さんは「たとえ政治漫画の生存空間がなくなっても、私は創作を続けるし、香港を離れるつもりもない」と述べ、自身の変わらぬ思いを明かした。

香港立法会(議会)の前議員で、民主活動家の許智峯テッド・フイ)氏は「言論の自由は、香港で徹底的に消失した」と嘆いた。

さらに許智峯氏は「多くの香港人は、尊子さんの漫画をみて育った」として、突然の連載打ち切りを決めた「明報」は、その理由を香港人に説明する義務があると訴えた。

 

 

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