自民党総務会は16日、LGBT理解増進法案を了承した。写真は自民党本部。 (Photo by Takashi Aoyama/Getty Images)

LGBT法案、自民・総務会を通過 退席する議員も

自民党は16日の総務会で、LGBT理解増進法案の修正案を了承した。法案の内容を審査した党の部会では反対意見が賛成を上回ったが、部会幹部が一任を取り付けた。総務会に出席した議員によると、途中で退席した議員もいたという。

修正案では、2年前の野党案の「性自認」を「性同一性」に、「差別は許されない」という文言を「不当な差別はあってはならない」に修正した。

いっぽう、総務会では女装した男性が公衆浴場に入ることへの懸念や、学校など教育現場での対応の仕方に関する意見があったという。

総務会にオブザーバー出席した高鳥修一衆院議員によると、中曽根弘文衆院議員は懸念を述べた後、退席したという。

産経新聞によると、自民党は午後にも公明党との法案協議に臨む。

いっぽう、テレビ朝日の報道によると、立憲民主党は修正案の内容に反発しており、今国会での成立は不透明だという。

関連記事
中国本土における人権侵害問題に20年以上にわたり取り組んできた中津川博郷(ひろさと)元衆院議員。法輪功学習者に対する迫害や臓器狩り、ウイグル人への抑圧など、中国共産党の人権侵害を見過ごせないと訴え続けてきた。
広島県安芸高田市の石丸伸二市長は16日、7月に行われる次期東京都知事選へ立候補する意向を表明した。HOME広島ホームテレビによれば、都内のイベントで明らかにした。
アメリカ大統領選挙を控える2024年11月おいて、トランプ前大統領が中国製品への高関税導入を公約する中、バイデ […]
内閣府の再生可能エネルギー等に関する規制等の総点検タスクフォース(再エネTF)の公表資料に中国国営企業のロゴが […]
フュージョンエネルギー(核融合)の実用化に向け、日本の戦略が問われている。14日の参議院内閣委員会で、高市早苗 […]