米モンタナ州でTikTok禁止法成立「中国共産党から州民を守る」
米モンタナ州のジアンフォルテ知事は17日、中国動画投稿アプリ「TikTok(ティックトック)」の州内での提供を完全に禁止する法案に署名した。2024年1月1日に施行される。TikTok側は訴訟を示唆しており法廷闘争に発展する可能性がある。
ジアンフォルテ知事は声明で「モンタナ州の個人情報が中国共産党に収集されないように保護するため」と意義を強調した。
州法は中国との情報共有のほか、有害コンテンツを問題視している。移動中の自動車に物体を投げる、過剰な薬物摂取、酸素欠乏に陥らせ意識を失う、鶏肉を洗浄剤で調理するといった危険な行為が「おすすめ」として発信されている。
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米ノースカロライナ州で進行中のTikTokに対する訴訟で、同社の内部会議を記録した映像が公開された。社員らが「アルゴリズムが青少年の心身に悪影響を及ぼす恐れがある」と懸念を示す内容で、TikTokが「若者に安全なプラットフォーム」と主張してきた説明と矛盾している。
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