岸田文雄首相は25日都内で講演し、広島市で開催された主要7カ国首脳会議(G7広島サミット)に触れ、法の支配に基づく自由で開かれた国際秩序を確認し発信できたことで「歴史的に大きな意義があった」と述べた。資料写真、4月、都内で撮影(2023年 ロイター/Issei Kato)

岸田首相、広島サミット「歴史的意義あった」

[東京 25日 ロイター] – 岸田文雄首相は25日都内で講演し、広島市で開催された主要7カ国首脳会議(G7広島サミット)に触れ、法の支配に基づく自由で開かれた国際秩序を確認し発信できたことで「歴史的に大きな意義があった」と述べた。

日本と東南アジア諸国連合(ASEAN)友好協力50周年を記念して12月をめどに東京で開催を予定している特別首脳会議では「次の50年のビジョンを描きたい」と強調した。

大統領が来日中のスリランカについては「インド洋のハブでもあり、債務問題では日本が債権国間の議論をリードしてきた」とし、「一刻も早くスリランカが成長軌道に戻れるよう取り組む」と話した。 

日本と東南アジア諸国連合(ASEAN)友好協力50周年を記念して12月をめどに東京で開催を予定している特別首脳会議では「次の50年のビジョンを描きたい」と強調した。

大統領が来日中のスリランカについては「インド洋のハブでもあり、債務問題では日本が債権国間の議論をリードしてきた」とし、「一刻も早くスリランカが成長軌道に戻れるよう取り組む」と話した。 

関連記事
5月5日に行われたパナマ大統領選で、ホセ・ラウル・ムリーノ・ロビラ(José Raúl Mulino Rovira)氏はサプライズ当選を果たしたが、これはバイデン政権に影響を与える可能性がある。 バイデンの綱領には、移民がアメリカ南部国境に侵入するのを防ぐためのダリエン地峡(2つの陸塊をつなぎ、水域に挟まれて細長い形状をした陸地)の閉鎖が含まれている。
垂秀夫前駐中国大使は9日、長年に渡って日台間の友好関係を推進してきた実績から、台湾の蔡英文総統より勲章を授与された。垂氏は自身と台湾との深い縁に言及し、今後も日台関係の強化に尽力していく考えを示した。
中華民国の新政権就任式に向け、台湾日本関係協会の陳志任副秘書長は7日、外交部の定例記者会見で、20日に行われる頼清徳次期総統の就任式に、現時点では各党・会派から37名の日本国会議員が37人が出席する予定だと発表した。過去最多の人数について「日本側は新政権をとても重視している」と歓迎の意を示した。
中国共産党の統治に反感を抱く中国人が続々と東京に集っている。識者らは、辛亥革命時に日本人が孫文らを支援した歴史を想起し、「義を見てせざるは勇なきなり」の精神で中国人と付き合うべきだと指摘した。
亜細亜大学の范雲濤教授(61歳)=中国籍=が昨年2月に中国へ一時帰国した後、行方不明になっている。政府に対してもっと積極的な対応を求める声が高まってる。松原仁氏は24日の衆院外務委員会で、上川陽子外相に対し、范雲濤教授の失踪について外務省の対応を問いただした。上川外相は、3度質問したにもかかわらず、ノーコメントで答えることを繰り返し、中国に対し口をつぐむ、具体的な対応は公表していなかった。