元NJ州知事、24年米大統領選に出馬へ=関係筋
[ワシントン 31日 ロイター] – 元ニュージャージー州知事のクリス・クリスティー氏(60)が6月6日に2024年大統領選の共和党候補に名乗りを上げることが関係者の話で分かった。
関係者によると、クリスティー氏は6月6日にニューハンプシャー州の大学で開催される対話集会で出馬を表明する予定。同氏の出馬はアクシオスも報じていた。
クリスティー氏はトランプ前大統領の支持者だったが、2021年1月6日の議会襲撃事件で袂を分かった。
5月9日から15日にかけて実施されたロイター/イプソスの世論調査によると、共和党員の支持率はトランプ氏が49%でトップ、今月出馬表明したデサンティス・フロリダ州知事は19%となっている。
関連記事
トランプ次期大統領がロバート・ケネディ・ジュニア氏を厚生長官に指名。彼はメディケア、メディケイド、FDA、CDCを含む健康保険プログラムの管理を担当します。ケネディ氏は過去の黄金基準への回帰と透明性向上を目指し、慢性疾患の防止を目標としています。
アメリカのドナルド・トランプ次期大統領がメディア関係者ピーター・ヘグセス氏を新国防長官に指名。専門家無視の非伝統的選択に、国防総省とメディア界から困惑と衝撃。ヘグセス氏は軍隊の「woke」政策撤廃と、国防総省の改革を提案しています。
共和党が議会上院に続いて、下院でも多数派となることが確実になった。大統領と上下両院を共和党が掌握する「トリプルレッド」体制が確立される見通しだ。
2024年の米大統領選でトランプ氏が再び勝利し、共和党は上院の支配権を奪還。ラテン系有権者への支持も拡大し、各激戦州での得票率も向上。下院の支配権はまだ確定していないが、共和党は今後の立法課題実現に向けて優位に立つと見られている。
次期大統領に選出されたトランプ氏は、米国の外交政策に大きな変革をもたらすと期待される。新政権は、インド太平洋地域での中国共産党への対抗を強化し、ヨーロッパや中東の同盟国との協力を再構築する方針であり、イスラエル支援を明確にし、国際問題への積極的な関与を目指すとされている。