ブリンケン米国務長官が、18日に中国を訪問することが分かった。米政府当局者が9日、明らかにした。写真は4月27日、ワシントンで撮影(2023年 ロイター/Leah Millis)

ブリンケン米国務長官、今月18日に中国訪問へ=米当局者

[ワシントン 9日 ロイター] – ブリンケン米国務長官が、18日に中国を訪問することが分かった。米政府当局者が9日、明らかにした。これ以上の詳細には言及しなかった。

ブリンケン氏は今年2月、中国の気球が米上空を飛行したことを受けて、予定していた訪中を延期。中国との緊張緩和を目指す米国は訪問を再調整していた。

こうした中、中国が米国の「裏庭」とされるキューバにスパイ施設を設置する計画で大筋合意したと、米紙ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)が8日、米当局者の情報として報じた。

米国家安全保障会議(NSC)のカービー戦略広報調整官は、報道は正確ではないと指摘。その上で、米国は中国とキューバの関係を懸念しており、注意深く監視していると述べた。

中国外務省の汪文斌報道官は9日、WSJの報道について、「うわさや中傷を広める」ことは「ハッカー帝国」米国の一般的な戦術だとコメントした。

この問題は、バイデン大統領が米中関係の「雪解け」に向けた大きな一歩になると期待するブリンケン氏の訪中計画に影響する可能性がある。

在ワシントン中国大使館の報道官は、ブリンケン氏訪問に関する情報はないとしつつ、昨年11月の米中首脳会談に言及。「中国は米国との対話にオープンだ。米国が中国と同じ方向で協力し、バリ島での会談で両国首脳が確認した重要な共通認識を共同で実行することを望む」と述べた。

関連記事
アメリカのキャンパス、テスラの工場、そして今月スウェーデンで開催されたユーロビジョン・ソング・コンテストの会場において、混乱を招き、あからさまに破壊的ですらある凶悪犯たちに共通するものは何だろうか?彼らは皆、何らかの形で資本主義を破壊したいのだ。
16日のインタビューで、トランプ氏は共和党全国大会でその人物を発表する可能性が高いと述べた。
多くのアメリカ人は、いまや1960年の選挙についてあまり覚えていない。 また、2020年の選挙が1960年の選挙と非常に似ていることに気づいている人も少ない。
国家情報長官アヴリル・ヘインズ氏が15日に、ISIS関連の人身売買ネットワークが南部国境を越えて不法移民の通過を容易にしていると確認した。これを受け、ジョン・コーニン上院議員は、テロの脅威が米国内で発生するのは時間の問題だと警告した。
アヴリル・ヘインズ国家情報長官によると、北京は米国や世界の選挙に影響を与える能力に自信を深めているという。 2024年の選挙に対する外国の脅威に関する上院公聴会でヘインズ氏は、中共当局は人工知能とビッグデータ分析を通じて影響力作戦のツールを完成させていると述べた。