ブリンケン米国務長官は12日、中国は2019年にキューバで情報収集施設を増強したと明らかにした。ワシントンで撮影(2023年 ロイター/Mandel Ngan/Pool via REUTERS)

米政権、中国の対外スパイ活動に外交手段行使=ブリンケン長官

[ワシントン 12日 ロイター] – ブリンケン米国務長官は12日、世界に軍事力を誇示しようとする中国の取り組みを鈍らせる外交手段をバイデン政権は講じてきたと述べた。

米政府当局者は先週、ブリンケン長官が18日に中国を訪問すると表明。これに先立ち、米紙ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)は米当局者の話として、中国がキューバにスパイ施設を設置する計画で大筋合意したと報道。その後、ホワイトハウス高官が、中国はバイデン政権以前からキューバを拠点にしてスパイ活動を行っており、2019年に情報収集施設を増強したと明らかにしていた。

ブリンケン長官は記者会見でWSJ紙の報道について質問され、キューバにおける中国の取り組みは、海外でのプレゼンスを拡大しようとする中国の世界的な取り組みの一環との認識を示し、バイデン政権は2021年1月の発足以降、中国のこうした動きに対応し、成果を上げてきたと指摘。「外交努力によって中国の取り組みが減速したと専門家は評価している」と述べた。ただ、具体的な成果については明らかにしなかった。

▶ 続きを読む
関連記事
米司法省がNFT投資詐欺で6人を訴追。マダガスカルの詐欺拠点から中国語の研修マニュアルが見つかった。恋愛感情につけ込んで投資を促す手口や、中国への被害金送金も明らかになった
米メディアによると、米軍はトランプ大統領の命令を受ければ、最短96時間以内にイランへの新たな攻撃を開始できる態勢を整えている。攻撃案には従来の軍事施設に加え、エネルギー関連施設も含まれるという
2026年の中間選挙を前に、米軍のイラン空爆や物価高騰が有権者の投票行動にどう影響しているのか。激変する世論の動向や共和党・民主党の攻防を、多様な有権者の声とともに伝える
FBIのジェームズ・コミー元長官が、2016年の機密文書漏洩をめぐりスパイ法違反などで3度目の起訴を受けた。公訴時効の延長を目的とした刑事訴状の提出に対し、コミー氏は司法省による権力乱用だと強く批判している。一方、司法省は広く認められた手続きであると強調した
トランプ米大統領は10月26日、選挙不正を通報し、容疑者の逮捕と有罪判決につなげた人に100万ドルの報奨金を支払うと表明した。対象は過去の選挙にも及ぶ