現在米国では、女子競技の公平性と安全性を確保するという観点から、テキサス州やフロリダ州を含む22の州で生物学的な男性が女子競技に参加することを禁じている。 いくつかの州の中には拒否権を覆し同様の法案が成立した州もあり、ノースカロライナ州も拒否権を阻止する可能性がある. ノースカロライナ州のロイ・クーパー知事 (Photo by Chip Somodevilla/Getty Images)

男性選手の女子競技参加禁止法案に拒否権発動 米ノースカロライナ州知事

米ノースカロライナ州ロイ・クーパー知事(民主党)は5日、生物学的な男性が女子競技に出場することを禁じる法案に拒否権を行使した。法案は州議会で超党派の支持を得ていたものの、クーパー氏は「政治的な文化戦争を煽る必要はない」と断じた。

法案HB574は「生徒の性別は、出生時の身体的特徴と遺伝子のみに基づいて認識される」とし、中学から大学においての女性競技に生物学的な男性の参加を認めてはならないと定めていた。

クーパー氏は拒否権を行使した理由について「極めて少数の弱い立場の子供たちに対して、広範で無知な決定を下す」ことによって、政治的な「文化戦争」を煽ることになると主張した。また、法案は「州の評判と経済を傷つけるだけでなく、公正でも必要でもない」と強調した。

▶ 続きを読む
関連記事
ルビオ米国務長官は28日、ベネズエラのマドゥロ元大統領の拘束に向けた軍事行動および米国の対ベネズエラ政策について、過去20年で初めて中共、イラン、ロシアがベネズエラで有する影響力を弱体化し排除することを目的とした真剣な協議が行われたと述べた。
トランプ米大統領によるグリーンランド買収提案に対し、デンマークとグリーンランドの両首相がパリで欧州の結束を訴えた。ロシアの脅威や「ゴールデン・ドーム」構想が浮上する中、北極圏の安全保障の行方を追う
トランプ氏がグリーンランドの軍事基地区域における「主権」取得に向け、交渉中であることを明かした
トランプ米大統領が、カナダが「中国と取引をする」ならばカナダ製品に100%の関税を課すと発言したことを受けての回答
専門家によれば、イランは北京が中東で影響力を行使し、米国の制裁を回避し、ドル体制に対抗するための鍵であるという