現在米国では、女子競技の公平性と安全性を確保するという観点から、テキサス州やフロリダ州を含む22の州で生物学的な男性が女子競技に参加することを禁じている。 いくつかの州の中には拒否権を覆し同様の法案が成立した州もあり、ノースカロライナ州も拒否権を阻止する可能性がある. ノースカロライナ州のロイ・クーパー知事 (Photo by Chip Somodevilla/Getty Images)

男性選手の女子競技参加禁止法案に拒否権発動 米ノースカロライナ州知事

米ノースカロライナ州ロイ・クーパー知事(民主党)は5日、生物学的な男性が女子競技に出場することを禁じる法案に拒否権を行使した。法案は州議会で超党派の支持を得ていたものの、クーパー氏は「政治的な文化戦争を煽る必要はない」と断じた。

法案HB574は「生徒の性別は、出生時の身体的特徴と遺伝子のみに基づいて認識される」とし、中学から大学においての女性競技に生物学的な男性の参加を認めてはならないと定めていた。

クーパー氏は拒否権を行使した理由について「極めて少数の弱い立場の子供たちに対して、広範で無知な決定を下す」ことによって、政治的な「文化戦争」を煽ることになると主張した。また、法案は「州の評判と経済を傷つけるだけでなく、公正でも必要でもない」と強調した。

▶ 続きを読む
関連記事
中共の湖北省政府は8月31日、有力な米法律事務所を起用し、中共政権が新型コロナウイルス感染症の流行初期に個人用防護具を買い占めたとの訴えを巡り、ミズーリ州が勝ち取った245億ドルの損害賠償判決を覆そうとする手続きに入っている。
米連邦最高裁は8月31日、ホワイトハウスの大宴会場建設工事を継続できるとの判断を示し、地上工事を差し止めた下級審の命令を停止した。ドナルド・トランプ大統領は、この事業は国家安全保障上必要だと主張している。
最新の米世論調査で、トランプ大統領が共和党支持者から最も高く評価される共和党大統領となっていることが分かった。支持率はロナルド・レーガン元大統領の約3倍、エイブラハム・リンカーン元大統領の約7倍に達している。
トランプ米大統領は8月27日、オンタリオ湖を「アメリカ湖」に改称する大統領令に署名した
トランプ氏が米海軍の最新鋭空母で、電磁式カタパルトを取りやめ、旧来の蒸気式への回帰を指示した。中国共産党政権が海軍力を急速に増強する中、なぜ「最新技術」から逆行するのか。背景には、電磁式の信頼性をめぐる長年の問題がある