7月10日、世界の温室効果ガス排出量を考える際に、誰もが見て見ぬふりをしている要素が1つある。写真は3月に韓国・抱川で行われた米韓合同軍事演習で、砲撃を行う韓国軍のK1A1戦車(2023年 ロイター/Kim Hong-Ji)

焦点:軍隊から大量の温暖化ガス、気候変動対策の盲点に

[ロンドン/ワシントン 10日 ロイター] – 世界の温室効果ガス排出量を考える際に、誰もが見て見ぬふりをしている要素が1つある。それは各国の軍隊からの排出量だ。

地球の平均気温が最高記録を更新する中で、科学者や環境団体などは国連に対して、全ての排出量を開示するよう軍隊に働きかけるとともに、国際的な排出量削減目標から長らく軍隊を除外してきた方針を撤廃するよう迫っている。

専門家らの昨年の見積もりによると、軍隊は世界最大級の燃料消費セクターであり、地球の温室効果ガス排出量の5.5%を占める。

▶ 続きを読む
関連記事
日本と台湾は最近、政治、経済・貿易、安全保障分野の交流を引き続き深化させ、協力の範囲を半導体、人工知能から無人機技術や供給網の構築へと広げている。
一人の人間は、どこまで豊かになってよいのか。マスク氏の巨万の富をめぐる議論は、資産の額だけでは答えられない。肝要なのは、その富がどのように生み出されたかという視点だ
中東戦争によるタンカー不足で原油の海上運賃が急騰している。米国から中国への用船料は約8千万ドルに達し、SpaceXロケットの打ち上げ費用を上回った。1バレル当たりの輸送費は41ドルに上昇
グリーンランド議会が、米国、デンマークとの3者安全保障協定を審議。協定は米軍の活動拡大や北極圏の防衛強化、非NATO加盟国の軍事拠点設置制限などを盛り込む
ロシアのペスト研究所で28歳の研究員が原因不明の肺炎で死亡した。ロシア当局はペスト発生を否定したが、周辺国が検疫を強化し、中国・内モンゴルでも警戒が広がっている