7月29日夜、北京の空に奇怪な「光の塊」が現れた。これに先立ち、「紫禁城」が異例の水浸しになったこともあり、光の塊は「中国共産党の終焉の兆しか?」とする噂もSNSなどで多く上がっている。(SNS投稿動画よりスクリーンショット/合成)

大洪水の前、北京の夜空に「神秘の光」が出現 「中共終焉の兆しか?」の噂も

先月31日、中国の北京市およびその下流域にあたる河北省の地域で、大規模な洪水が発生した。

その2日前の7月29日夜、北京の空に巨大な「光の塊」が現れていたことがわかった。雲に隠れたその光の塊は、紫、青、緑、黄色、オレンジ色などと絶えず色を変えている。これを見た多くの市民は「これは一体何なのか?」と相次ぎ携帯で撮影し、SNSなどに投稿している。

この光は、撮影される地域によって、大きさや形状が異なっており、あるアングルから映した動画では光の塊の前に「巨大な黒い柱」のようなものが映っている。

▶ 続きを読む
関連記事
中国の夜空でドローンが「謎の霧」を散布。十数省で相次ぎ報告され、焦げた臭いに住民が騒然。当局は沈黙したまま…何が起きているのか。
中国の鉄鋼業は不動産不況やインフラ投資減速により縮小傾向。2025年までに鉄鋼輸出が5割減少すると指摘している
小野田紀美科学技術相は5日の記者会見で、南鳥島沖で進められる国産レアアース採掘に向けた深海試験について、「我が国の経済安全保障上、極めて重要な取り組みだ」と述べ、研究開発への期待を示した。
中共外交部の報道官が数日間にわたり、サンフランシスコ平和条約(1951年)の合法性を否定し、国際法上の効力を持つのはカイロ宣言とポツダム宣言であると強調したことが、国際社会や法学界で議論を呼んでいる。日中間で「台湾有事」をめぐる外交的緊張が高まるなか、事態は新たな局面に入った
中国河南省で転落事故後に死亡した14歳少年の臓器提供を巡り、母親が「手はまだ温かかった」と疑念を示した。死亡判定や手続きの透明性にネット上で関心が高まり、事例は国内で波紋を広げている。