中国の医療における腐敗は医療機関の暗黙の了解のもとで行われてきた。病院側も利益のために、患者からお金を引き出そうとする医師らの腐敗には目をつぶってきた。イメージ写真。(Photo by Ritesh Shukla/Getty Images)

治療より金儲けが優先 「悪魔医者」まで登場する中国医療界の腐敗ぶり

中国の医療界や医療現場が腐敗していることは、今に始まったことではない。官界も財界も絶望的なほど腐敗した現代の中国であれば、医療の世界も当然それに染まる。

そうした医療倫理が欠如した延長線上に臓器収奪という悪魔の所業が容易に接続することは、中国共産党政権下の中国においては「元手がタダの、よい金儲け」として黙認されるからである。

しかし「腐敗」は、表向きは取り締まりの対象となる。中国医療界の腐敗ぶりは日増しにひどくなっており、過去8カ月だけでも中国の病院の院長や責任者ら155人が当局からの調査を受けている。この数は通年の2倍以上であるが、これでも「不完全な統計」だという。中国メディア「第一財経」7月30日付が報じた。

▶ 続きを読む
関連記事
台湾の最大野党・国民党の主席、鄭麗文氏が来週、中国を訪問し、中国共産党の習近平と会談する予定であり、台湾政界の関心が高まっている。大陸委員会は国民党に対し、中共の統一戦線による分断工作の罠に陥らないよう注意を促した。
中国でまた食品問題。輸出用の鶏肉22トンで抗生物質超過が発覚。日本に入る食品への影響も気になるところだ
中国で売上トップだったサプリが産地偽装。海外製と信じて買った商品は実は中国製…SNSと通販の仕組みに疑問が広がっている
中国で出国制限が拡大。家族が海外にいる官僚の監視が強まり、一般市民にも影響が広がる。「鎖国」との指摘も
中国でカピバラ脱走。懸賞20万円に「話題作りでは?」の声