中国の「国民参加型」反スパイ活動 根底にある共産党指導部の恐怖とは
中国共産党(中共)当局は全国で「スパイ」の逮捕を公表しており、最近ではスパイの摘発を繰り返している。当局が反スパイ活動に躍起になっている理由について、専門家らは中共の高度な不安が原因であると指摘した。
7月、中国では「反スパイ法」が施行された。同法はスパイ行為の適用範囲を拡大するとともに、摘発機関の権限を強化し、国民にも通報を奨励する。国際社会からは法律が恣意(しい)的に運用されるおそれがあると懸念され、在留外国人の間で不安が広がっている。
中国でスパイ摘発などを担う情報機関・国家安全部は21日、米中央情報局(CIA)に協力しスパイ活動を行った疑いで、同国政府の中国人職員を摘発したと発表した。
関連記事
昨年、ライブ配信中に「習近平は独裁者だと思いますか?」と質問した後に失踪した中国の15歳の少年が、約1年ぶりに安否を報告。精神病院や特殊教育施設に収容されていたという
神を選ぶか、党を選ぶか。中国では今も、多くのキリスト教徒がその二者択一を迫られている。今回も、共産党の管理下に入ることを拒む教会の礼拝に警官約60人が突入し、子供をを含む33人が連行された
トランプ氏が年内のトルコ・中国訪問を電撃表明。カタールから贈られた新大統領専用機を背に、世界の勢力図を揺るがす「大国外交」への野心を語った。9月の習近平氏訪米を控え、次なる一手は何か
中国・深圳の貿易展示会で、外国人を雇ったサクラ動員疑惑が浮上。数百人の出展者が返金を求めて抗議し、警察も出動
中国で広がる粛清の嵐、習近平の身内や浙江派も調査の標的に。SNSまで調べる異常な忠誠審査と、サインを拒み自己保身に走る中共官僚の闇