台湾、中国軍が再び活動と報告 軍用機を監視
[台北 25日 ロイター] – 台湾国防部(国防省)は25日、中国軍が台湾周辺で再び活動を行ったと報告した。軍用機13機が「対応」を要する圏内に入り、艦船5隻が戦闘準備のための巡回を実施したという。
午前7時以降に戦闘機や爆撃機、早期警戒機、ドローンを計22機探知し、このうち13機が「対応」圏に入ったとした。詳細には触れていない。
台湾は監視のために航空機と艦船を派遣したという。
中国軍は19日、台湾の頼清徳副総統が南米パラグアイ訪問に際して米国に立ち寄ったことに反発し、台湾周辺で軍事演習を行ったが、その後の追加演習は発表していない。
関連記事
米軍は台湾海峡を含むインド太平洋地域で分散配置を推進。HIMARSや空母を南西諸島やフィリピンに展開し、脅威に対応。3隻の空母や最新兵器を活用し、中国を牽制する動きを強化
米インド太平洋軍司令官パパロ大将は、中共による台湾侵攻は米軍の優位性により「極めて困難」と指摘。海上封鎖も突破可能と自信を示した。中共軍の台湾周辺の活動は活発化している
11月18日、イギリスのスターマー首相は、G20首脳会議出席中、中国共産党(中共)の習近平党首と会談を行った。中共の人権問題を批判し、特に拘束されている香港の元メディア大手、黎智英氏や、中共による制裁を受けたイギリス議会議員について言及した。
台風21号が去った後の台湾の町はボロボロ…
台湾国防部(国防省)は29日、フランス海軍の艦艇が台湾海峡を北方向に向けて航行したと発表した