濃い色のジーンズは洗濯すると色落ちしやすいです。そこで、濃い色のジーンズの色落ちを防ぐ方法を、何人かの専門家が紹介しているので、試してみてはいかがでしょうか。

英デイリー・エクスプレス紙によると、ジーンズは他の衣類ほど頻繁に洗濯する必要はないといいます。数回着用し、臭いが出てきたり、見た目が悪くなってきたら洗濯すれば良いのです。

濃い色のジーンズは数回洗濯しただけで色落ちしてしまいます。色落ちしたジーンズはまだ快適に履けますが、同じような美的魅力はないようです。

そこで、英MyJobQuote UKの洗濯エキスパート、サラ・デンプシー氏は、濃い色のジーンズの色あせを防ぐ方法を提案しています。ちょっと変えるだけで、違いが生まれるとデンプシー氏はデイリー・エクスプレス紙に語っています。

「濃い色のジーンズは洗濯前に裏返しにして、色落ち防止効果のある洗剤を使用してください。 同じような色のジーンズは一緒低温設定で洗います。必要に応じてすすぎは冷水を使ってください」

「濃い色のジーンズを時々白酢(ホワイトビネガー)に浸すと、塩(塩硝)が染料を繊維に定着させ、色落ちを遅らせるのに役立ちます」と彼女は言います。

染色工程では、繊維が色を吸収するのを助けるために塩が使われ、それによって色が長持ちし、染料が退色するのを防ぎます。また、衣服に鮮やかな色をつけたり、シミを落としたりするのにも使われます。

白酢の効果とは？ 白酢には酢酸が含まれており、染料を定着させ、ジーンズの色落ちを防ぎます。

さらに、デニムとジーンズで知られる米リーバイス社は、ブラックジーンズの色落ちを避ける方法をウェブサイトで紹介しています。

同社によれば、ジーンズを洗濯機で洗うのは色落ちの一番の早道なので、洗濯機に放り込むのはなるべく避けるようにしましょう。 汚れはスポット的に落とし、冷蔵庫に入れてバクテリアを殺し臭いを消すとよいでしょう。

ブラックジーンズを洗濯機で洗う場合は、必ず裏返しにして、濃い色の繊維用に特別に調合された洗剤を使い、冷水で洗ってください。 色落ちを早めてしまうので、乾燥機にかけたり、日光に当てたりしないでください。

また、冷水にコップ半分のホワイトビネガーを混ぜたものにブラックジーンズを30分間浸し、その後手洗いして自然乾燥させることも良い方法です。 このように浸してから手洗いすると、生地に優しく、ブラックデニムの品質を保つことができます。

同社は、ブラックジーンズの洗濯頻度を低くし、また、本来の色調を長く保つために洗濯の際に注意することを挙げています。