韓国軍によると、北朝鮮は2日未明に黄海側へ複数の巡航ミサイルを発射した。写真は娘を伴って海軍司令部を視察した金正恩総書記(前列左から3番目)。8月29日、朝鮮中央通信が公開(2023年 KCNA via REUTERS)

北朝鮮、黄海側に複数の巡航ミサイル=韓国軍

[ソウル 2日 ロイター] – 韓国軍によると、北朝鮮は2日未明に黄海側へ複数の巡航ミサイルを発射した。韓国軍合同参謀本部は、米韓の情報当局が詳細を分析中としている。

北朝鮮は31日、国営通信を通じ、韓国国内の主要な司令部と作戦飛行場の焦土化を想定した戦術核攻撃訓練を実施したと発表した。

関連記事
韓国憲法裁判所が尹錫悦大統領の弾劾審査を開始。与党内で少なくとも12名が賛成、党首韓東勲が辞職を発表。裁判所は証拠調査や公開弁論の準備を進め、最大6ヶ月で結論が出る。
尹錫悦韓国大統領が戒厳令の必要性を弁明。国家の安全を保護する措置として戒厳令を正当化し、全ての政治的責任を受け入れ、最終的には国民と共に戦うと誓った。
内乱容疑などで捜査を受けている尹錫悦大統領は、出国禁止措置となった。大統領は在任中に刑事上の訴追を受けないが、内乱または外患罪は例外となる。
尹錫悦大統領が戒厳令を発令し6時間で撤回。弾劾手続きが進む中、韓国政局は混乱し、東アジア地政学に影響を与える可能性がある。親中派の勢力と中共の浸透防止が焦点となり、トランプ再登板が情勢に影響するとの指摘も。
韓国の尹大統領は、非常戒厳を宣布する理由に「北朝鮮の共産主義勢力の脅威」を挙げた。この共産主義勢力の脅威とは、何なのか。実は北朝鮮だけではなく、中国共産党も韓国政治に深く浸透している。